中古マンション売却 内覧
マンショントーク:あさみです。
中古マンションを購入する人は
- 立地(周辺環境)
- 価格
- 間取り
- マンションブランド
などで内覧するマンションを検索します。
今回は、居住中の中古マンション売却時の内覧についてまとめてみました。
内覧は購入の意欲を一気に高める非常に重要なタイミングです。
実際に、購入し生活をイメージするわけですから、その印象の良し悪しが大きく左右するのは想像がつくと思います。
そこで内覧で気をつけることを挙げると
- 部屋をキレイに見せる掃除
- 部屋を広く見せるレイアウト
- 部屋を明るく見せるタイミング
- 内覧の時間調整
このポイント4つをしっかり押さえることで、売買申込が入りやすくなります。
部屋をキレイに見せる掃除
掃除に関しては以前
住みながらマンション売却を行う場合の注意事項・成功事例で少し紹介しました。
部屋が綺麗か?汚いか?
これだけで印象が大きく変わります。
- 黄ばんだ壁紙
- 穴だらけの壁
- カビは生えた浴室
- ガスコンロの油汚れ
- トイレ・便座の汚れ
- 水垢がひどい鏡
- ベランダの汚れ
- 子供の壁の落書き
正直、価格に関係なく嫌われます。
特に女性は、間取りよりキッチンやリビングの印象で高感度が上がります。
綺麗に掃除して損はありません。
自分で一生懸命掃除してもいいですし、プロに頼んでもいいでしょう。
不動産会社の無料オプションを活用すれば無料でプロのクリーニングをいれることもできるでしょう。
部屋を広く見せるレイアウト
物が散らかっていれば、汚く見えるのはもちろん、狭くも感じます。
同じ広さ・間取りであってもちょっとしたことで部屋を広く見せることが可能です。
リビングで言えば
- テーブルの配置1つで部屋のイメージが変わります。
- 高さのあるものの配置を変えるだけで広く感じます。
内覧する人は、部屋の間取りからなんとなくのイメージをしますので、それを超える印象に見せるためのレイアウトを考えるといいでしょう。
もちろん、断捨離するものいいでしょう。
いらない物を捨てる・売ることで、部屋の荷物は減ります。
部屋を明るく見せるタイミング
部屋をキレイにし、広く見せるところまでできれば、その印象は良くなるでしょう。
さらに印象良く見せるのが、内覧のタイミングです。
陽が高い明るい時間に、
部屋にあかりが差し込むのであれば、非常にイメージもいいでしょう。
その日の光にあわせて観葉植物を飾るのもいいでしょう。
また、内覧の時間調整を一番部屋をアピールできる時間に設定するのもいいでしょう。
内覧の時間の調整は
売主と内覧希望者の間に不動産屋が立ち調整します。
内覧希望者の要望をベースに時間調整を行いますが、意図的にその時間に誘導は可能です。
内覧の時間調整
内覧の時間調整は、部屋を明るく見せるためだけではありません。
それが、競合です。
一般的な居住中の中古マンション売却の場合、
内覧後、不動産屋と内覧者は共有スペースなどで設備やマンションの紹介、申込や今後のローンの話など詰めています。
そこで、
内覧の時間調整において、同じ日の内覧は30分ずらす形で設定するのです。
調整の仕方も簡単です。
- 「その日は、現状12時から内覧が入っています」
- 「午前中と夕方は用事を入れてしまったので12時半 or 11時半のどちらかであれば大丈夫です」
選択肢を2つ用意で、内覧はどちらかに決まる可能性が高く、それによって、バッティング・競合を演出できるのです。
- 事前に、日程調整する段階で、その前に他の内覧予約が入っていることを伝えてもいいです。
- 当日、内覧時にロビーで打ち合わせをしている状況を見せることでもいいでしょう。
居住中のマンション売却の内覧
居住中の内覧は、空室の状態より売りにくい状況であることは間違いありません。
とはいえ、財政的なこともありますので、居住中の売却のほうが一般的です。
その意味で、居住中の中古マンション売却時の内覧について紹介しました。
内覧する人は、
あなたのマンション以外の部屋をたくさん見ています。
それを意識して、すこしでも印象をよくするための工夫を忘れないといいと思います。
あさみ